卒業旅行に涙・・・（寒風山編）

3月半ばにはいって、心が動く感動がたくさんありました。一つ一つ綴ってみます。
この3月で無事大学院を卒業する息子から、突然の電話。就職も決まり、もう秋田には帰れないけど新しい社会人としての生活が待っているこの春休み。「卒業旅行って考えたけどみんなで秋田の我が家に帰ることにした。友達を連れて。イタリアなんか考えてたんだけど・・・。」とのこと。
車で８時間もかけて？やってきた3人の息子たち。なんとかわいいのでしょう。それも顔も雰囲気もすごく似ている優しい男たちです。きりたんぽやとんぶりをおいしいおいしいと食べてくれて、幸せな気持ちにしてくれたほかに、3人で家中を大掃除。台所をぴかぴかにしてくれました。それも大声で歌を歌いながら。「お母さんありがとう！他に力仕事ない？」って。あつーくなりました。

その後、秋田の絶景「寒風山」にドライブ。

麓からくーちゃんと一緒に駆け上がってきた若者たち。ぐるーり秋田の田んぼや海や町並みに感動しながら。ぽかぽかいい天気。さー帰るぞー！と言うとき「お母さんちょっと5分・・・」
そういって絶景をバックに3人並んで大きな声で歌を歌ってくれました。息子はギターとともに。しゃがんで聞いていた私は、胸がいっぱいで涙が止まりませんでした。私も息子の卒業とともに仕事をやめることにしたので、私のために帰ってきたのだなーと思いました。「今日までの日々、母さんありがとう！感謝を込めて3人で歌います！！」というのです。たった二日間の帰省でしたが、涙涙の時間でした。